美しいプーアル茶の畑が広がる、中国・雲南省 南嶺の山あいにある「天空農園」で育てられたコーヒー豆。
標高1,800〜2,050mの高地に位置し、シェードツリーの木陰で、栽培期間中は農薬や化学肥料を使わずに丁寧に栽培されています。

近年のコーヒー市場価格の下落や環境負荷の高まりを受けて、プーアル市と日本・現地の大学や企業が協働し、高品質かつ環境負荷の小さい農業を目指すプロジェクトがこの地域で進められています。プーアル茶の製法からヒントを得て、70種類以上の試験を重ねて完成させたのが、嫌気性発酵（Anaerobic Fermentation）の後、乾燥させながら二次発酵を行う“ダブルファーメンテーション・ナチュラル”という独自プロセス。桃やベリーを思わせる果実味と、ブランデーのように重厚な香りが楽しめる、まさに「桃源郷」の名にふさわしい個性豊かな一杯です。

◆特徴：完熟ピーチを思わせるジューシーな甘さと、チョコレートのようなコクのある甘味が印象的です。ベリー系のフルーティな酸と、ブランデーのように重厚で芳醇な香りが重なり合い、華やかさと奥行きのある余韻が長く続きます。

◆容量：焙煎豆120g（20%増量中：100g→120g）

◆焙煎度合い：浅煎り（ミディアムロースト）

◆生産地域：雲南省 南嶺
　農園名　：天空農園
　品　種　：カティモール、ティピカ、カトゥアイ、パカス
　標　高　：1,800〜2,050m
　生産処理：ナチュラル（Double Fermentation / Anaerobic Fermentation＋二次発酵）